岩波新書 ; 新赤版 1996
文学が裁く戦争 東京裁判から現代へ
岩波書店
2023/11/17
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登録番号 | 000075121 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,叢書名 | 文学が裁く戦争 東京裁判から現代へ 岩波新書 ; 新赤版 1996 |
著者名 | 金ヨンロン著 |
配架場所コード | 1001 新書架 |
分類記号1 | 910.264 |
著者記号 | KI |
出 版 者 | 岩波書店 |
出版年月日 | 2023/11/17 |
ペ ー ジ | xi, 226, 3p 挿図 |
サ イ ズ | 18cm |
ISBN1 | 9784004319962 |
注記 | 科学研究費(課題番号:21K12929)の成果 主要参考文献: p213-221 略年表: 巻末p1-3 |
件名 | 戦争文学 日本文学 -- 歴史 -- 1945- |
内容細目1 | 東京裁判と同時代作家たち |
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内容細目2 | 傍聴人としての作家たち――川端康成、大佛次郎 |
内容細目3 | 裁判が残すもの――中山義秀、中野重治、宮本百合子 |
内容細目4 | 文学の前景としての戦争裁判――梅崎春生、久生十蘭、林芙美子 |
内容細目5 | BC級裁判が突きつけたもの(一九五〇年代) |
内容細目6 | スガモプリズンの群像――火野葦平『戦争犯罪人』と安部公房「壁あつき部屋」 |
内容細目1 | BC級裁判と女性たち――大原富枝「巣鴨の恋人」と樋口茂子『非情の庭』 |
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内容細目2 | 捕虜問題とレイシズム――遠藤周作『海と毒薬』と大江健三郎「飼育」 |
内容細目3 | 裁かれなかった残虐行為(一九六〇年代) |
内容細目4 | アメリカの残虐行為を問う――堀田善衞『審判』 |
内容細目5 | 植民地支配責任を問う――小田実「折れた剣」 |
内容細目6 | ベトナム戦争とよみがえる東京裁判(一九七〇年代) |
内容細目1 | 舞台で再演される東京裁判――木下順二『神と人とのあいだ』 |
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内容細目2 | 推理小説が再召喚する戦犯――松本清張「砂の審廷」 |
内容細目3 | 伝記小説が再召喚する戦犯――城山三郎『落日燃ゆ』 |
内容細目4 | 経済大国と混迷する戦争裁判観(一九八〇年代) |
内容細目5 | ノンフィクションの時代と戦争裁判観の更新――大岡昇平『ながい旅』 |
内容細目6 | 「勝者の裁き」論から「東京裁判史観」へ――江藤淳『閉された言語空間』 |
内容細目1 | ポスト戦後文学――村上春樹「羊をめぐる冒険」 |
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内容細目2 | 記憶をめぐる法廷(一九九〇年代から二〇〇〇年代) |
内容細目3 | 戦時性暴力の証言と文学――川田文子の聞き書き |
内容細目4 | 普通の人々を巻き込む再審――井上ひさしの東京裁判三部作 |
内容細目5 | 戦争裁判と文学の今と未来(二〇一〇年代以降) |
内容細目6 | 戦争裁判を描いた日本文学の現在 |
内容細目1 | 再審としての読み――世界文学へ |
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