岩波新書 ; 新赤版 1991
言語哲学がはじまる
岩波書店
2023/10/20
表紙画像は「紀伊國屋書店」のものを使用しています。
画像をクリックすると紀伊國屋書店のオンラインストアの詳細ページを表示します。 |
登録番号 | 000075072 |
---|---|
和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,叢書名 | 言語哲学がはじまる 岩波新書 ; 新赤版 1991 |
著者名 | 野矢茂樹著 |
配架場所コード | 1001 新書架 |
分類記号1 | 801.01 |
著者記号 | NO |
出 版 者 | 岩波書店 |
出版年月日 | 2023/10/20 |
ペ ー ジ | xi, 253, 2p 挿図 |
サ イ ズ | 18cm |
ISBN1 | 9784004319917 |
注記 | 索引あり 索引あり |
件名 | 言語哲学 |
内容細目1 | 一般観念説という袋小路 |
---|---|
内容細目2 | どうして言葉は新たな意味を無限に作り出せるのか |
内容細目3 | 新たな意味の産出可能性という問題 |
内容細目4 | 言語は有限の語彙と文法からなる |
内容細目5 | 「猫」の意味は何か |
内容細目6 | 「富士山」と「猫」 |
内容細目1 | 指示対象説 |
---|---|
内容細目2 | 個別の猫と猫一般 |
内容細目3 | 太郎は「猫」の意味が分からない |
内容細目4 | 個別性と一般性のギャップという問題 |
内容細目5 | 心の中に猫の一般観念を形成する? |
内容細目6 | 「猫」は猫の一般観念を指示するという考え |
内容細目1 | 批判その1――一般観念とは何か |
---|---|
内容細目2 | 批判その2――一般観念説はコミュニケーションを不可能にする |
内容細目3 | 批判その3――観念もまた個別的でしかない |
内容細目4 | どこで引き返せばよかったのか |
内容細目5 | 文の意味の優位性 |
内容細目6 | 私たちはただ対象に出会うのではなく、事実に出会う |
内容細目1 | 『論理哲学論考』の出だし |
---|---|
内容細目2 | 語の意味から出発するのではなく、文の意味から出発する |
内容細目3 | 語は文との関係においてのみ意味をもつ |
内容細目4 | 要素主義 |
内容細目5 | 銘記されるべきは、完全な文の全体 |
内容細目6 | 文と事実の関係 |
内容細目1 | 文は事実の名前か |
---|---|
内容細目2 | 言葉と世界の基本的関係は真偽 |
内容細目3 | 述語を関数として捉える |
内容細目4 | 「……は猫だ」の意味 |
内容細目5 | 命題関数 |
内容細目6 | 曖昧な述語 |
内容細目1 | 関係述語 |
---|---|
内容細目2 | 命題関数を考えるメリット |
内容細目3 | 命題関数と文脈原理 |
内容細目4 | 固有名の意味と文脈原理 |
内容細目5 | 指差して名づければ指示対象が定まるというわけではない |
内容細目6 | 名前を尋ねることができるために、何を知っていなければならないのか |
内容細目1 | 新たな意味の産出可能性の問題に答える |
---|---|
内容細目2 | やっぱり要素主義の方がいい? |
内容細目3 | そんなことはない |
内容細目4 | 積み木とレゴブロック |
内容細目5 | 「猫はよく寝る」と「猫が寝ている」 |
内容細目6 | 「猫が富士山に登った」 |
内容細目1 | 合成原理 |
---|---|
内容細目2 | 語の意味から文の意味へ |
内容細目3 | 合成原理と文脈原理は矛盾している? |
内容細目4 | 子どもの言語学習 |
内容細目5 | 「意味」の二つの側面 |
内容細目6 | 文の「意味」 |
内容細目1 | 驚くべき帰結 |
---|---|
内容細目2 | 「意味」の意味 |
内容細目3 | 指示対象と意義 |
内容細目4 | 外延と内包 |
内容細目5 | 外延と内包という考え方を拡張する |
内容細目6 | 文の意義 |
内容細目1 | 述語の意義 |
---|---|
内容細目2 | 固有名の意義 |
内容細目3 | 同一性を主張する文の謎 |
内容細目4 | 信念文の謎 |
内容細目5 | 私はフレーゲの解答についていけない |
内容細目6 | フレーゲ的枠組 |
内容細目1 | 指示だけで突き進む |
---|---|
内容細目2 | 日本の初代大統領は存在する? |
内容細目3 | 指示対象が存在しない固有名は無意味か |
内容細目4 | 「日本の初代大統領」という表現は無意味か? |
内容細目5 | フレーゲの解答 |
内容細目6 | ラッセルの解答 |
内容細目1 | 記述理論 |
---|---|
内容細目2 | 定冠詞“the”の意味 |
内容細目3 | もうなんでもかんでも存在すると言わなくていい |
内容細目4 | 確定記述と記述理論 |
内容細目5 | 本当の固有名 |
内容細目6 | 同一性問題と信念文の問題への応答 |
内容細目1 | それは本当に固有名なのか |
---|---|
内容細目2 | 固有名と述語 |
内容細目3 | 「これ」 |
内容細目4 | 本当の固有名を巡る問題と解答 |
内容細目5 | 文の意味と命題 |
内容細目6 | 文の指示対象 |
内容細目1 | 命題はそれを判断する人が構成する |
---|---|
内容細目2 | ウィトゲンシュタインの批判 |
内容細目3 | 『論理哲学論考』の言語論 |
内容細目4 | 『論理哲学論考』の構図 |
内容細目5 | 『論理哲学論考』のめざしたもの |
内容細目6 | 言語と思考 |
内容細目1 | 言語が可能性を拓く |
---|---|
内容細目2 | ラッセルの誤解 |
内容細目3 | 事実から対象を取り出して可能的な事態に組み立て直す |
内容細目4 | 対象を組み立て直すには言語が必要 |
内容細目5 | 論理形式と論理空間 |
内容細目6 | 対象を分節化するには可能性を了解していなければならない |
内容細目1 | 対象の論理形式は語の論理形式から把握される |
---|---|
内容細目2 | 為すべきは説明ではなく解明 |
内容細目3 | 論理形式の理解 |
内容細目4 | 全体論的言語観 |
内容細目5 | 論理空間と文の意味 |
内容細目6 | 論理空間の構成 |
内容細目1 | 文の意味を論理空間を用いて規定する |
---|---|
内容細目2 | 要素文と真理関数 |
内容細目3 | フレーゲ、ラッセルとの対比 |
内容細目4 | 指示対象と意義 |
内容細目5 | 文の構造を捉えねばならない |
内容細目6 | フレーゲからの挑戦に答える |
内容細目1 | 単純な対象 |
---|---|
内容細目2 | 同一性問題 |
内容細目3 | 信念文の問題 |
内容細目4 | 『論理哲学論考』から『哲学探究』へ |
内容細目5 | 要素文同士の論理的関係 |
内容細目6 | 静的言語観から動的言語観へ |